伝統的建造物群の媒介業務について

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カテゴリー: 日々の業務(日記)

昨年末から取り組んでいた中の原1丁目に所在する伝統的建造物を含む物件の引渡しを終えました。

いろいろなタイミングが合わさり、絶好の機会が到来したことを感じながら進めることができたのでこの上ない気持ちよさを感じつつ、売主様買主様及び関係者方々にも喜んでいただけるお仕事になった実感がありました。

 伝統的建造物を管理なさっておられる売主様と関わりを持って再確認した、広大な土地面積の固定資産税負担や大きな家屋及び蔵、庭木の維持管理に要する費用、また伝統的建造物指定の為、解体や外観変更、駐車場を設けることも文化財保護法及び有田町条例により不可である。

こういった要素により売却先を見つけていくことについて不安があったのですが、其れを吹き飛ばしていただける買主様と知り合えることができました。

「180年経ったものをさらに使っていきたい」

「木製建具が好きなんだよね、サッシは冷たくて」

「いろいろな使い方で遊んで行きましょう」と仰る買主様。

合理的なコスト計算には起こせない気持ちを感じます。

(早速、準備に入っておられて、2024年陶器市にはご披露いただける様です)

このような伝統的建造物を活かしていく媒介業務に関われることで10年後が見えてくる気がしています。